2024-06

書評

封印再度

著者:森 博嗣香山家に伝わる天地の瓢と無我の匣。天地の瓢(壺)の中には無我の匣を開けるために必要な鍵が入っているが、鍵は壺の口より大きく、ボトルシップのようにその鍵を取り出すことはできない。その天地の瓢と無我の匣に取りつかれた香山家の当主が...
書評

ナゾトキ・ジパング

著者:青柳碧人精南大学男子寮「獅子辰寮」に、ロサンゼルスから来た留学生が入寮してきた。金髪・碧眼の留学生ケビンは、日本人より日本のことについて詳しく、日本文化に関する様々な知識を披露する。そんな折、寮生が殺人事件に巻き込まれてしまう。ただの...
書評

詩的私的ジャック

著者:森博嗣犀川先生の教え子?である、ロック歌手結城稔の周辺で、密室連続殺人が起こる。結城稔の曲の歌詞になぞらえたように殺されている被害者たち。死体には不可解な傷。割と手間をかけて密室にしているが、一番難しい謎はなぜ密室にする必要があったの...