著者:小川 糸
★あらすじ(ポプラ社HPから)
おいしくて、いとおしい。
同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、倫子はさらに声をも失う。
山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。
★感想(ネタバレあり)
途中まではわりとほっこり読めてたんだけど、最後エルメスを食べるくだりがちゃんと読めなかった。。。豚とはいえペットみたいに名前つけて飼っていた生き物を食べるっていうのは、どうやっても受け入れられないな。どの部位をどう料理してみたいな記述が続くところとか、涙が止まらなかったよ。おかんが癌で死んじゃうよりエルメス食べちゃうほうが悲しかった。。
それでも最後はハッピーエンドみたいな終わり方だったからよかったけど。エルメスのくだりがなければ、食堂かたつむり行ってみたいし、失意のどん底からでも幸せになれるみたいな物語だったからよかったんだけどな。
