書評

書評

浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ

著者:青柳 碧人1/2さつめ、ってラノベでなる時はだいたい短編集だから、短編かなぁと思ったら長編だった。よく考えたら普通のが短編なんだからそうだよね。フェルマーの最終定理って聞いたことがあるけど、簡単そうな式なのに何がそんなに証明が難しいの...
書評

世界でいちばん透きとおった物語

著者:杉井 光書店で電子書籍だと楽しめない、みたいな広告がされてて気になった本。ストーリーとしては、父親の不倫の末に生まれた主人公が、一度も会ったことのない小説家の父の死をきっかけに、父が最後に書いた小説を探すというもの。何が電子書籍だとダ...
書評

死神の精度

著者:伊坂 幸太郎死神と、その仕事の対象者になってしまった人たちをめぐる6つの物語を集めた短編集。死神と言えばデスノートとかを思い浮かべるけど、全然ちがったね。やる気はあんまりなくて、音楽好き、死神自身が殺すというよりは、対象者が亡くなって...
書評

浜村渚の計算ノート 3さつめ

~水色コンパスと恋する幾何学~著者:青柳碧人数学のRPG出てきた。問題が数学じゃなくて謎ときだったら楽しそうなんだけどな。高校受験レベルはもう解ける気がしない。。。論理問題は数学の知識なくても出来そうだけど、この本に出てきた問題はちっとも分...
書評

浜村渚の計算ノート 2さつめ

~ふしぎの国の期末テスト~著者:青柳 碧人浜村渚シリーズ2冊目。ルービックキューブの話が出てきたけど、ルービックキューブを数学と思ったことがなかったから、確かに数学的な考え方が色々できるなぁと感心。数学出来る人って確かにルービックキューブ揃...
書評

浜村渚の計算ノート

青柳 碧人設定が奇抜。理系科目を「物事を数値化し、数理現象・物理現象など事実だけを重んじる科目は、心を尊重し他人をいつくしむ人間性を否定しうる」といって、教育科目から外しちゃって、その結果、黒い三角定規という数学を愛するテロ組織が、数学の地...
書評

封印再度

著者:森 博嗣香山家に伝わる天地の瓢と無我の匣。天地の瓢(壺)の中には無我の匣を開けるために必要な鍵が入っているが、鍵は壺の口より大きく、ボトルシップのようにその鍵を取り出すことはできない。その天地の瓢と無我の匣に取りつかれた香山家の当主が...
書評

ナゾトキ・ジパング

著者:青柳碧人精南大学男子寮「獅子辰寮」に、ロサンゼルスから来た留学生が入寮してきた。金髪・碧眼の留学生ケビンは、日本人より日本のことについて詳しく、日本文化に関する様々な知識を披露する。そんな折、寮生が殺人事件に巻き込まれてしまう。ただの...
書評

詩的私的ジャック

著者:森博嗣犀川先生の教え子?である、ロック歌手結城稔の周辺で、密室連続殺人が起こる。結城稔の曲の歌詞になぞらえたように殺されている被害者たち。死体には不可解な傷。割と手間をかけて密室にしているが、一番難しい謎はなぜ密室にする必要があったの...
書評

手紙

著者:東野圭吾弟の学費のために資産家の老婆を殺害した兄。強盗殺人犯という兄をもった弟 直貴は、殺人犯の弟というレッテルに苦しめられることとなる。つかみかけた夢をあきらめなければならなくなり、時には愛する恋人を失い、それでも兄を恨み切れない直...