著者:東野 圭吾

★あらすじ(文庫背表紙から)
卒業を控えた大学四年生の秋、一人の女子大生が亡くなった。
友達の相原沙都子は仲間とともに残された日記帳から真相を探っていく。
鍵のかかった下宿先での死は自殺か、他殺か。
彼女が抱えていた誰にも打ち明けられない秘密とは何だったのか。
そして、第二の事件が起こる。
★感想
加賀恭一郎シリーズの第1作目。
仲のいい仲間だったはずなのに、あるきっかけで殺人事件に発展してしまった悲しい話。
完璧でないといけない、と追い込まれ本当に大事にしなければいけない人を傷つけて、
完璧な自分を守るために仲間にまで手をかけてしまう、というなんか後味の悪い話だったな。