著者:ブレイディみかこ
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの続刊。少し大きくなった息子君との物語。
前作でも、中学生だからあなどってはいけないな、と思ったが、大人の私よりよっぽど世界のことを考えている息子君はすごいなと感心してしまった。
近所で起こった事柄から、世界の時事ニュースまで、範囲は幅広いが、すべてのテーマに対して真摯に思考を巡らせる姿は、いつか自分の子供もこんな風に考えるようになるのかなと思ってしまう。
楽しいことばかりではない人生、変化を恐れず成長し続ける息子君の将来が楽しみです。
誰かのことをよく考えるっていうのは、その人をリスペクトしてるってことだもんね。
息子君
導く(LEAD)ということは、前から引っ張るということだけではなく、ときには一番後ろに立ち、後部が離れてしまわないように押し上げる(PUSH UP)こと
息子君(著者の保育の師匠、アニーがよく言っていた言葉)