雨の降る日は学校に行かない

著者:相沢 沙呼

学校というコミュニティの中で、少し生きづらくなってしまった少女たちの話。

このくらいいじめじゃないよ、ちょっとからかってるだけだよという人もいるかもしれないけど、やられてる側からしたらつらいよね。
あまり自分がいじめの対象になるタイプではなかったから、分からないところも正直ある。
もっとはっきり言えばいいじゃん、もう少し大きい声をだしてみればいいじゃん、と思う。
でもきっと難しいんだよね。人それぞれだもんね。

戦うのをあきらめていなくて偉い。本当は学校内にカーストとかないはずなのに。自分の好きなように、自分が好きな人たちと楽しい学校生活を送ってほしいな。

人間って、大きくなるの。身体じゃなくて、生きていく場所とか、人との関わりだとか、そういうのがすっごく大きくなって、収まらなくなっちゃうんだ。身体は勝手に大きくなるの。ぐーんと大きくなったら、なっちゃんは大きくなったぶん、外で生きていかないといけないんだよ

長谷部先生

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