浜村渚の計算ノート 6さつめ

著者:青柳碧人

メルセンヌ素数について研究する修道院が出てきて、作中では49個目のメルセンヌ素数を探しているという記述があるんだけど、この本の刊行の1か月後、2015年9月に見つかったみたい。
2024年10月時点で見つかってるのは52個なのかな?いろいろな技術が発達したここ10年でも新しく3つしか見つからないって、すごいねぇ。
こういう未解決問題について考えるのが楽しいっていうのは、少し分かるかも。

トランプにナポレオンっていうゲームがあるの初めて知った。ルール読んだけど、全然覚えられないや。。ナポレオンの定理も初めて聞いた。ナポレオンに数学のイメージはなかったから、数学もできるんだとびっくり。戦術考えるのと数学考えるのは似てるのかな。

最後の話は物語の今後にかかわってきそうな話だったね。キューティー・オイラーは結局敵なのか、何なのかよくわからないねぇ。憎めない敵っていうポジションな気はするけど。
もしドクターピタゴラス復活!とかなったら???ってなりそう。。

『空っぽ』は『なんにもない』です。でも、『なんにもない』は孤独じゃありません。集合論のことを考えているときは、たくさんのグループがあるんです。

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