樹海考

著者:村田 らむ

youtubeで見たのをきっかけに読んでみた本。

樹海って行ったこともないし、詳しく調べたこともなかったけど、漠然と死、恐怖のイメージがあった。読んでみて、やっぱり死体はいっぱいあるんだなと思ったけど、それより意外と樹海って普通のところなのかもと思った。洞穴は行ってみたいし、植物好きだからどんな植物が生えてるか見に行くの楽しそう。

樹海が不思議な場所だから自殺スポットになったわけではなくて、人間が自殺スポットってみなしちゃったからそういう場所になったっていう説明は納得。
一人でひっそり死にたいなら樹海までわざわざ出かけなくてもいいのに、わざわざ出向いてしまう人は一人が実はさみしいのかな。自殺したいという同じ思いを抱えた人たちと同じ場所がいいのかな。樹海で自殺したいと思ったことはないから分からないね。

今まで漠然としたイメージしかなかった樹海という場所・概念について、1冊の本で色々書いてあって面白かった。

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