木挽町のあだ討ち

著者：永井　紗耶子

★あらすじ
第169回直木三十五賞・第36回山本周五郎賞　受賞作
雪の夜に芝居小屋のそばで菊之助が父の仇である作兵衛を斬り、見事な仇討ちを遂げる。
2年後、菊之助の縁者を名乗る侍が木挽町を訪れ、目撃者たちの仇討ちに関する証言＆目撃者たちの生い立ちを聞いて回る。
終幕、仇討ちに隠された真相がついに明かされる

★感想
最初正直読みづらいなあと思ってしまったけど、慣れてくると面白い。ちょっとわからないなっていう単語も出てくるけれど、説明もつけてくれているので、置いてけぼりになることはなかった。
最後あっ良かったって思えるラストだったのも良かった。
直木賞作品って文学好きじゃないと読みづらいのかなっていう偏見があったけど、面白かった。